入れ替わりの激しい三角地のテナントに、新しくカレー屋ができていたので行ってみた。

とんこつラーメン屋、中華料理屋、つけ麺屋などが、オープンしてはただちに潰れてきた三角形の敷地に、今度はカレー屋がやってきた。チェーン店らしく、神田カレーグランプリとやらを取った店でもあるらしい。去年できた100時間カレーも似たような経歴の店だったような…。店内は今までの店と同じ。清算が食券形式なのだが、食券販売機にアクセスしようとすると、その近辺の椅子に座った人にぶつかる。そのためか、左端2つの椅子がつぶされていた。賢明な判断だとは思うが、つぶし方が雑で外観を大きく損ねている。早くどうにかしたほうがいい。頼んだメニューは普通のカレー。カツなどの定番のトッピングや、生卵といった変化球もあったが、まずはベースを知りたかった。出てきたカレーはライスの上にどばっとルーがかけられたビジュアル。「ご飯が右派」の私としては少々不本意。味は「始まり甘く、後より辛い、余韻残りしカレールウ」という標語の通り。少し懐かしい感じがするが、家庭では出せない、そういう的確なライン上にあった。

日乃屋カレー。650円。