一風変わったテーマの居酒屋を覗いてみた。

その名もマレー酒場サンバル。開店して1か月ほどだろうか。マレーシアの屋台料理のようなものを供しつつ飲ませてくれる店らしい。その日は蒸し暑く、気候が東南アジアを思わせたこともあって、夕食がてら入店してみた。居酒屋形態ながら、席料・お通しなしとのことで、普通に食事使いもできそう。9月までセール中で生ビールが1杯290円ほどで、まずはグッと一杯。公衆トイレのような内装（失礼）に、小さいテーブルが数脚とカウンターが4席。トータルでキャパ20人弱だろうか。ほとんどのテーブルがデフォルトでは2人席なので、おひとり様も安心。予想外に店員は日本人ばかりで、居心地も悪くない。その後夕食目的だったので、サテ（スパイシーな串焼き鶏）とナシゴレン（大盛り無料とのことで大盛りに）を食べ、もう1杯ビールをあおって帰った。18時過ぎの入店時には空いていた店内も、19時過ぎに帰るころには7、8割がた席が埋まっていた。七夕まつりと重なったせいか、子連れ家族までいた。確かにファミレス感ある。飲食店の入れ替わりの激しい川口だが、ユニークな店なので長続きしてほしいものだ。

生ビール2杯、ナシゴレン、サテ2本。1684円。